《他人と向き合う時、自分の都合ばかり考える傾向があります。そうすると、たいていの人間関係はうまくいきません。なぜなら、それぞれが別々のニーズを持っているからです。今、相手の幸せを願う事に意欲的になってみましょう。そうすると、ほとんどの人間関係はうまくいきます。》
交通事故の賠償金を請求しているが、相手と話し合いが進まない、貸したお金を返してもらえない、隣人の騒音がひどく、静かにしてもらいたい。
こういった様々な民事トラブルが発生した場合、当事者だけで話し合いをしたり、一方だけに保険屋や弁護士などのプロがついていると、そちらの強そうな方の片寄った解決策をゴリ押しされることがあるだろう。
また、これらのトラブルを、民事調停で解決を図ることもできる。裁判ではなく、話し合いで解決したいという場合、調停に少々の費用と、弁護士を雇う場合にはけっこうな費用がかかってしまうが、それなりの解決には至ると思う。
話し合いがこじれ、「調停にて解決」を求めた時点で、人間関係はうまくいっていない。お金や生活がかかった問題に発展すると、人はそうそういい人ではいられない。
スポンサーリンク
しかし、
交通事故の場合、
加害者側が「申し訳ないです、できる限りの賠償はさせて下さい」と伝え、被害者側が「誠意を尽くしてくれてありがとうございます。」と受け止められるのなら、憎しみあうことはないと思う。
お金の貸し借りの場合、
借りた側が「貸してくれてありがとうございました。」と、期日までに返金したら済む話だ。知人同士でのお金の貸し借りは、結構面倒な問題になりかねない。今回知人にお金を貸した方は、今後、知人相手にお金を貸さないようにしたらいい。
隣人の騒音の場合、
加害者側が「それほど迷惑かけていると思っていませんでした、気を付けます。」と状況を認識して受け入れ、被害者側が「わかってくれてよかった。」と受け止められるなら、今後も普通の近所付き合いができるだろう。
スポンサーリンク
今、相手の幸せを願う事に意欲的になってみましょう。そうすると、ほとんどの人間関係はうまくいきます。
強欲な人、無欲な人、人は色々いるけれど、
それぞれがそれぞれのニーズを持って生活している、と認識するだけで、相手の幸せを願うことの一歩になると思う。
親しい人、これからも長い付き合いになりそうだと思う相手とは、たくさん会話をしたらいい。その人がどんな人でどんなニーズを持っているか、普段の会話の中から知ることができるだろう。わざわざ探る必要はないが、お互い話をしていれば、なんとなくわかっていくものだ。わからなければ直接聞けばいい。勝手に自分の中で解釈する必要はない。相手の幸せを願えば相手もあなたの幸せを願うだろう。
「相手の幸せを願うこと」
これは紛れもなく、相手のココロを豊かにし、自分のココロさえも豊かにしてくれる行為だ。
スポンサーリンク
最大級の年賀状注文サイト【ふみいろ年賀状2021】