豊かなココロと卑屈な気持ち ~麗生🖤leopeolily

「ココロが豊かになる言葉」を解釈してみました。言葉1つ、考え方1つで癒されます。ココロ豊かに過ごしましょう。

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愛犬を通して感じたこと。人、動物、花や植物すべてに関心を持って、気持ちを言葉で伝えよう。 ~麗生🖤



「言葉1つ」「考え方1つ」でココロ豊かに過ごしましょう。

少し卑屈でごめんなさい_(_^_)_




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《愛の反対は憎しみではない。それは無関心である。存在を無視されるほど辛いものはない。嫌われても憎まれても自分の存在が認められるならとても幸せなこと。大切な人がいるなら「私はあなたに関心がある」と言葉で伝えたらいい。》

愛の反対は憎しみではない。それは無関心である。~麗生(れお)
愛の反対は無関心

飼っていた犬は

「ただいま」と家に帰ると、嬉しさのあまり飛びかかってくる犬だった。それなりに大きな犬だったので、ジャンプして顔をなめてジャンプして顔をなめてを繰り返し、ジャンプ疲れして犬の鼻先がこちらの顔まで届かなくなった所で胴体から着地、ドテッと転がったあとも元気に起き上がり、こちらを見上げながら尻尾をフリフリ撫でてもらうのを待っている。
時にはジャンプ中、自分が斜め掛けしているカバンに前脚をひっかけ、安全に着地できないことにびっくりしたのか痛いのかわからないがギャンギャンわめく。ギャンギャンわめかれると、こちらも焦って犬のコケる方向にそのまま一緒にドテッとひっくり返ることもあった。今までギャンギャンわめいていたくせに、2人して…1匹と1人が転がった状態が面白いのか、その状態で顔をベロベロなめてくる。そして、その興奮状態中にヨシヨシ撫でようものなら、一瞬にして「うれしょん」。床を汚されてしまう。

ほんと、なにやってんの、あんたたち。

ハイ、わかってます。ダメ犬とダメ飼い主です。

乳歯から永久歯に変わるころ、

家の中の色々なものを噛むようになった。歯がムズムズするのだろう。犬用のガムやおもちゃをプレゼントしていたのだが、なぜか家の一部を噛む。どうやら巾木がお気に入りらしい。いやいや、家じゃなくてガム噛みなさいよ、と言っても、飼い主である自分は仕事で平日日中は不在、注意する人がいないのだから、犬は自分の噛みたいものを噛む。そして家中の巾木はどんどんボロボロになっていく。


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はじめて「犬のしつけ」に興味を持った時期だ。

書店には様々な「犬のしつけ本」がならび、Google検索すると「犬のしつけ」に関する情報があふれている。動物番組では犬のしつけに関する特集を組んでくれるし、アイドルや若手俳優が明るく楽しく、お笑いあり、涙ありで様々なしつけの見本を見せてくれる。警察犬、盲導犬のごとく完璧なしつけを望むのでなければ、一般人が犬をしつける知識を自分で得るには十分、環境は整っていると思う。


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ではその中で、

うちの犬をいい子にするにはどのようなやり方が合うのか?というよりも、飼い主である自分にとって手間がかからず、簡単で時間もたいして必要ない、手軽なしつけを選んでやってみることにした。


それは

犬が興奮している時には相手にしないこと。

一緒になって騒いではいけません。興奮しているわんちゃんを構うと、わんちゃんは飼い主さんが喜んでくれると勘違いしてどんどん騒いでしまいます。
わんちゃんが興奮している時は無視します。
飼い主さんも一緒に遊びたい気持ちをぐっと抑え、わんちゃんが大人しくなるまで待ちましょう。

というものである。これを実践すると

飼い主に相手にされないことがわかると大人しくなる

らしい。

犬が大人しくなったからといってすぐに構わないこと。また、飼い主と静かな環境でいることに慣れさせる。


これをしばらく続け、習慣化された頃には、いい子いい飼い主に変化できるというもの。

こんなナメた前振りで、結論を申し上げるのは大変お恥ずかしいのですが。

結 論 → できませんでした。

まぁ出来るわけないというか、自分が飼い犬を「無視する」という行為に耐えられなかったというのが理由だ。仕事で疲れて帰ったとき、顔の高さまで飛び上がって喜び、尻尾をフリフリ走り回って追いかけてくる犬を無視するなんて。そんな非情なことはできなかった。飼い犬も朝8時頃から夕方までずっと1匹ぼっちで留守番している。「麗生、やっと帰って来た!!わーいわーい」とドアを開けてもらうのを待っているのに、いざ飼い主登場したら、無視。「え?なんで??」

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犬の気持ちになったら無視されるなんて耐えられない。無視されるくらいなら「あーうるさいわ」とこっち見て怒られる方がよっぽどいい。自分は昔、仲間はずれにされた経験があるので、「無視」されるのが嫌なのだ。その期間は辛かった。誰にも相手にされずに1人ぼっちでいるのが淋しかった。


「無視や無関心」人を傷つける最強最悪の行為だと思う。


その辛さを経験したことがあるにも関わらず、

犬のしつけにそれと似た方法を選んだ自分にハッとした。
たとえ飼い犬が「かまってくれないから」と思ってこちらの思惑通り大人しくいい子になったとしても、飼い犬に淋しい思いをさせ、存在を否定するようなやり方は、相手が人であろうと犬であろうとよろしくないと思ったのだ。

自分を好いてくれる人や動物、自分が大切にしたいと思う人、動物や物には、やっぱり関心を持って接するのがいいと思う。言葉が通じるなら言葉で。気持ちが通じ合っていたとしても言葉で。花や植物、物にも言葉で。自分の気持ちを伝えたらいいと思う。

「私はあなたに関心がある」と言葉で伝えたらいい。

いつまでも無邪気だった飼い犬、無関心のフリして淋しい想いをさせてごめん。
道端で犬を見かけると、キミと一緒に過ごした時に感じた暖かい気持ちと、豊かなココロを思い出す。


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