《あなたに意地悪をしてくる人がいても、相手にしすぎないで下さい。その人は幸せではないのです。ココロが寂しいのです。》
「意地悪する人」と「される人」が
大人同士だとすると。
そもそもする方は、本当にあなたに意地悪をしようとしているのか?
上司と部下、親分と子分、先輩と後輩、先生と生徒 、サービス提供者と客。
分かりやすい対照的な関係を並べるとこんな感じだろうか。一般的に、上下関係が発生しやすいこれらの関係、どんな人でもどれか1つくらいは経験していると思う。
上の方の立場になると、少し偉そうになって
下の方の立場になると、遠慮がちになるというのが多いのではないか。あくまで自分の印象だけれど。
そして自分の場合、上の立場だと、下に気を使わせないようフレンドリーに接してきたし、下であれば上に失礼がないよう気を使ってきた。そう振る舞うことによって自分の立場は平和だったし、可もなく不可もなく人間関係もそれなりだったと思う。
でも。長いことこれをやって気づいたこと。
「いいことねーな。」
だった。
スポンサーリンク
上に立つ者は、多少どぎつくても指導力がなくてはいけない。強いリーダーシップが必要だ。
「わー。かっこいいなー。」
と思わせる何かを持っている場合、特にそれは生きる。人を惹き付ける。
目的がはっきりしており、それを達成するための方向性を明確に示せること。
多くの人を同じ方向に向かわせるというのは優しいだけでは出来ないこと。
強いリーダーシップは優しさの他に求められる大切な資質なのだ。
そんな人についてく立場の者は。
従順なだけではいけない。
建設的な考えをもっているなら、どんどん発言したらいい。
ただし、上の方々が示す計画案に口を出すわけだから批判はいけない。建設的な代替案を出すのだ。
「○○の部分を△△に変えることによって□□%の◎◎が上昇する。だからこの計画の一部を▽▽のように変えてみてはどうですか。」
といった具合に。
速攻却下されたとしても、それ以降、必ず重宝される。
「はいはい」と聞いてるだけじゃ、いいことなんてありゃしない。
どの立ち位置にいても、その立場に見合った役割を果たさず、自分のような中途半端な対応するのが1番ダメなのだ。
「自分は従順である」と自負する人がぼやいていたことがある。
「言われたとおりにやっている自分がなんでこんな冷飯を食わされるんだ」と。
上の人は、従順な人は従順だから、多少面倒をかけて大丈夫だろう、という根拠のない自信を持っている。
従順な人は、その罠にまんまとはまっていると思っていい。
言うこと聞いてそれをこなすだけが仕事じゃないし、言われたことにだけこなすなんて、面白くない。
自分の意見を堂々と言える人は、それについて調査して統計をとり、未来を予測している。
人一倍努力している。
スポンサーリンク
もしかしてあなたは、うまくいかないことを「意地悪されている」と勘違いしていないか。
たぶんその人は、あなたに意地悪をしているのではない。自分の事を一生懸命やってるだけなのだ。
あなたはその様子を見て
「自分は今、努力してるのだろうか」
と自問自答して焦っているのではないか。
意地悪をされてる思うことで、逃げているのではないだろうか。
もし
本気で意地悪されていると思うなら
その人に立ち向かうなり自分の居場所や考えを変えるなりして、自分の環境を正すことをお勧めする。