《新しい事は人の縁が運んでくれる。人の縁はあなたの鏡のようなもの。素敵な縁に巡り会いたいのなら、まず自分が素敵になろう。周りを優しい目で見れば、優しい人が現れる。人の成功を心から喜んでいれば、応援してくれる人が現れる。こんな人と出会いたいと思ったら、自分がそういう人になろう。》
❶人生は「運命」で決められている。
人生のシナリオは、生まれる前から既に決められているという。しかもその計画立案には生前の自分も関わっているらしい。人生の途中、自分に降りかかる突発的な事件もあり、すべて計画通りに生きることはできないが、それらの意志を越え、人生にさまざまな幸、不幸を与える力や巡り合わせが働くことを運命と言うのだそう。
❷宗教的な「縁」
すべての結果には必ず原因があり、一切の現象が「偶然」「突然」起きることはない。すなわち、原因や様々な事象が関連しあって成立しており、単体で成立するものではない。条件や原因がなければ結果もないという。
❶は自分の意志とは関係なく、人生は「決められた人生」であり、すべては巡り合わせ。
❷は原因と結果は関連しており、「火のない所に煙はたたない」
と言っている。
自分は思う。
多くの哲学者たちが「運命」「縁」について論じているとおり、これらは「運命」「縁」「自分の努力」「環境」など、様々な現象が影響しあってそれらが段階的に、あるいは同時に発生して、人との繋がりが形成されいくものだと。
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生まれる前から自分の「人生物語」ができているというのは面白い。その人生計画の立案に自分も関わり、自分の経験したいこと、学びたいことを反映してくれるというのも面白い。この世にいる時はそんな計画を記憶していないから、行き当たりばったりの驚く事象にビビる事になってしまうが。
「自分のことは自分で決めなさい」
「生きる意味とは?」
なんて言ったって運命で決まってんじゃん。
それに沿うだけなら、そんなに難しく考えなくてもさ。
だけど。
その運命をどう生きるかは自分次第、自分の呼び寄せる「縁」は、自分がどう生きるか、何を大切にするかで決まっていくのかもしれない。
●新しい事は人の縁が運んでくれる。
→ 新しい事に興味を持つ。
●素敵な縁に巡り会いたいのなら、
→ まず自分が素敵になろう。
●周りを優しい目で見れば、
→ 優しい人が現れる。
●人の成功を心から喜んでいれば、
→ 応援してくれる人が現れる。
●こんな人と出会いたいと思ったら、
→自分がそういう人になろう。