《苦しみや悲しみに裏打ちされた人間は揺るがない。》
苦しみや悲しみの渦中にいるとき、
ココロの畑を耕している。荒れ地を耕すのだから苦労も多いし体力も使う。ときおり混ぜ返す肥料の匂いにむせるときもある。でもそうやって苦労して耕したココロの畑に蒔かれた種は、芽を出したとたんにあっという間に伸びてゆく。
幸せそうに見える人も、たいてい辛い苦しみや悲しみにココロ折れる経験をしてきている。
もしあなたが今、逃げ出したいと思うような困難の中にいて、
苦しみや悲しみにぶつかっているのなら、それを乗り越えたときのことを想像してほしい。そのときの自分はどんな感情だろうか?どんな人があなたのそばにいるのか、どんな人に囲まれているのだろうか?その人たちに「よくがんばってきたね。」と称賛をもらっているのかもしれない。
苦しみや悲しみの壁を越えたその先には
あなただけが味わうことのできる感動がそこにある。もしかするとそれを分かち合える人がそばにいるかもしれない。そんな幸せなことが起こるかもしれない。
苦しみや悲しみに裏打ちされた人間は揺るがない。
人はそうやって経験しながら成長し、強くなっていけるのだと思う。
ココロ豊かに。