豊かなココロと卑屈な気持ち ~麗生🖤leopeolily

「ココロが豊かになる言葉」を解釈してみました。言葉1つ、考え方1つで癒されます。ココロ豊かに過ごしましょう。

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新しいことに挑戦してうまくいかない時くらいは卑屈な気持ちになってグチグチ愚痴を言ったっていいんじゃないか。 ~麗生🖤



「言葉1つ」「考え方1つ」でココロ豊かに過ごしましょう。

少し卑屈でごめんなさい_(_^_)_




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《常に挑戦している人は、いつも何かしらの困難に直面している。これは不運なのではなく、いつも不慣れな新しいことに挑戦しているからだ。

特技や学歴なんてなくていいし、失敗だらけでもいい。挑戦できるココロと笑顔があれば十分だ。》

新しいことに挑戦してうまくいかない時くらいは卑屈な気持ちになってグチグチ愚痴を言ったっていいんじゃないか。 ~麗生🖤(れお)豊かなココロ
困難に直面

僕は日中仕事をしているから

1日のうち時間的な拘束はあるけれど、帰宅後の時間はほぼ自由に使える。以前はその自由な時間に何もせず、ボーッと過ごすのはもったいないとか、何かしていないと落ち着かないとか、時計を見ながらいつも世話しなく動いていることが多かったけれど、今はそこまでではない。残業を減らして余暇を充実させようという職場の方針もあって、以前より自分の時間を確保しやすくなったのもある。本質的に「ボーッと過ごすのはもったいない」とは思っているけれど、今は休みの日に二度寝三度寝なんて当たり前、時間のムダと思ってしなかったネットサーフィンなんかもする。

最近、思い立って乗馬をやってみた。

もともと動物は好きで、犬、猫、ハムスター、鳥や金魚などの小動物を飼って共に生活したことはあるけれど、あんなに大きな動物とふれあった経験もなければふれあいたいと思ったこともない。競馬が好きなわけでもないし、「なんで乗馬やろうと思ったの?」と会員さんから聞かれても、答えに詰まる。

僕は興味を持つと

それに関連した資格を取りたくなるのでいくつか資格を持っているのだけれど、なんと乗馬にも技術に応じたライセンスがあることを知り、資格が取れるならと初心者用の5級ライセンスを目指すことにした。馬に触ったこともなければ馬に関する知識もゼロ、乗馬クラブの仕組みも全くわからないので、ひとまず馬についてネット検索して情報収集し、ココと決めた乗馬クラブへ連絡してレッスンの予約を取り付けた。

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初回のレッスンは案内や説明、申し込みなどの

手続きのために30分ほど早く訪問したけれど、それ以降は1週間に1回程度のレッスンが続いた。クラブハウスで会員さんに会っても挨拶のみ、乗馬クラブに所属する会員さんはお金持ちで生活レベルも違うだろうし話も合わないかもしれないという思い込みから、30~40分程度のレッスンが終わればササっと帰っていたのだが、僕はそんな短時間で教わったことを簡単に覚えられないし、30~40分程度で帰宅してしまうと、乗馬をしているという感覚も薄くて楽しめない。運動神経、バランス感覚が優れ、乗馬センスがある人は別にして、レッスンは1鞍30分なので、僕がその与えられた時間だけで上手になるとは思えない。5級取得までは10鞍騎乗。10鞍目で実技と学科試験がある。かなりタイトな時間で習得しなくてはならないので、ほかの会員さんのレッスンを見学させてもらったり、馬装や手入れの様子を近くで見せてもらったり、そのクラブに馬を預けている馬主さんに馬のことを教えてもらったりもした。

5級ライセンスは初心者用、

馬や乗馬に興味を持つためのきっかけ作りという意味もあるそうで、実技も学科もそれほど難しい試験ではない。落馬せず、言われたことを安全に出来ていればおそらく合格になるだろう。また、乗馬をする年齢層は幅広い。オリンピック種目の1つである馬場馬術では、2008年北京に67歳で出場を果たし、続くロンドンでは日本選手史上最年長の71歳で五輪出場を果たした選手もいる。実際、僕と同じ時期に5級レッスンを受けている方の中には60代後半の方もいて、仲間と一緒に熱心に通われていた。

馬の背から見る景色はなかなか爽快だ。

馬の体高が160cmだとすると、鞍に座った時の目線は2mを越える。ぬくもりのある馬に乗り、一緒に過ごす時間は楽しいけれど、悪意なく馬が驚いて跳ねたり、つまづいたりして落馬することも十分考えられる。騎乗中にバランスを崩したり鐙(あぶみ)からつま先が抜けそうになると、「落馬」の2文字が頭をよぎって一瞬萎縮してしまう。感覚的に2mを越える高さから落ちれば多少なりとも怪我はするだろう。乗馬に年齢や運動神経の良し悪しはさほど関係ないとはいえ、運動神経やバランス感覚がいいに越したことはない。

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同じ時期に5級レッスンを申し込んでいた60代後半の方は、

10鞍目に5級受験するにはまだ早いと説明を受けていた。「もう少し馬に乗り慣れて、課題を安全にこなせるようになってから臨みましょう。」ということだ。この方はもともと5級取得を目指していたので、取得できるまでは続けることにしたそう。この方、「個人レッスンで教えてもらった方がずっと早く上達する、グループだと先生の目が届かないから損だ、君は順調でいいな、若いからな」と、僕にかなり愚痴ってはいたw

常に挑戦している人は、いつも何かしらの困難に直面している。これは不運なのではなく、いつも不慣れな新しいことに挑戦しているからだ。特技や学歴なんてなくていいし、失敗だらけでもいい。挑戦できるココロと笑顔があれば十分だ。

その年齢で、おそらく60代後半で

乗馬に挑戦しようと思うココロはやっぱり素晴らしい。「5級受験はまだ早い」という困難に直面しても、不慣れな新しいことに挑戦しているのは事実だ。そんな時くらいは卑屈な気持ちになってグチグチ愚痴を言ったっていいんじゃないか。何かに挑戦している人の特権だ。失敗だらけでもいい。

乗馬は楽しい。僕の挑戦は続くのか?

豊かなココロで。