《自分のやった事が成功なのか失敗なのかは、自分が一歩前に踏み出した時にはじめてわかる。》
何かを始めたとき、それが成功か失敗か答えが出る。
始めるタイミングは、自分がやりたいと思った時、悩んだり現状打開しようと思った時。
そのタイミングで始められないのは、自分のことを「ついてない人間だ」と卑屈になって、自信が持てない時だ。
やらなければ失敗はないけれど、成功もない。
失敗のない順風満帆な人生を送るに越したことはないけれど、人生なかなかそう上手くはいかない。そして、何もやらない人生、挑戦しない人生も、味気ないしつまらない。
何か動機があるならやってみる。
やってみた瞬間、「失敗した」と思うこともあるだろうし、じわじわと「成功」を実感することもあるだろう。失敗を繰り返すと人はたいてい慎重になる。何がいけなかったか、今後どうしたらいいか、何かやろうとする前に失敗の種を潰すようになる。そうしていると、失敗の種を見つける目が肥えてくる。何かやるたびに成功の確率が上がる。
色々なことに挑戦して成功したり失敗の経験を積んだ人には判断力が備わって
「やらない」
という選択肢ができる。
ただ失敗が怖くて何もやらずに「やらなかった人」とは全然違う。
特に何か始めるきっかけがないのなら、先生の話を聞いたり本を読んだり、なにか違う人の考え方に触れてみるといい。陳列する本のタイトルを見るだけでココロ動く時もある。
自分のやった事が成功なのか失敗なのかは、自分が一歩前に踏み出した時にはじめてわかる。
「何もやらない」人生は失敗だけれど、「やってみて失敗」は成功に向けて一歩前に踏み出したことになる。