《人は自分の持っている欠点と同じものを嫌うもの。相性の悪い人がいたらその人の嫌な所が自分にもないか探してみる。ムシの好かない人があなたの前に現れた時は、自分を見つめ直すチャンス、ココロをもっと豊かにするためのチャンスととらえよう。》
小学1年生くらいの娘さんを持つママさんから聞いた話
さらに保育園に通う弟くんもいる中、毎日の家事はもちろん、保育園の送迎やら娘さんの習い事やらで忙しい日々を送っているとのこと。早く起きてご飯をたべてほしい、だらだらしないで早くお風呂に入ってほしい、歯を磨いて早く寝てちょうだい、とついつい「あれしなさいこれしなさい」と言ってしまうそう。むしろ「あれしなさいこれしなさい」を言わない日はないとのこと。ある日、壁にいたずら書きをした弟くんを注意する娘さんの様子を見て、言葉使いや口調がママである自分にそっくりだったことに衝撃を受けたらしい。「いやーもう可愛くなくて、だって怒ってる時の私にそっくりなんだもん。あんな言い方しないように気を付けなきゃ」なんて笑っていた。娘さんが純粋にいつものママの真似をしたことによって、ママさんは自分の嫌な所に気づけたわけだ。
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相性の悪い人が自分の近くに現れると
「なんであんなムシの好かない人が私の前に現れたんだろう」と思ってしまう。それはあなたのココロをもっと豊かにするための修行になる相手が出てきたということ。あなたのテリトリーに相性の悪い人が現れたんだから、ひとまず受け入れてみるといい。自分の考え方や捉え方を変えてその人を受け入れられるようになれば、その分だけ自分の器を大きくすることができる。いろんな角度から自分を見つめ直せるのだから。
そして、自分を見つめ直して少しでも自分の器を大きくすることができたら
流れに身を任せてみる。多くの人は流れに身を任せるのが苦手というけれど、人生の自然の流れを妨げる必要はない。かたくなな姿勢は労力の無駄になる。流れに逆らってムシの好かない人とぶつかったりせずとも自分の想いを実現する方法はあるのだから、流れに身を任せてココロを豊かにする方法を考えた方がずっと建設的だ。
人は自分の持っている欠点と同じものを嫌うもの。相性の悪い人がいたらその人の嫌な所が自分にもないか探してみる。ムシの好かない人があなたの前に現れた時は、自分を見つめ直すチャンス、ココロをもっと豊かにするためのチャンスととらえよう。
ココロ豊かに。