《夢は言葉を変えると欲望であり、誰もが求めたり望んだりするものだ。夢や欲望のない人などいない。夢が叶えばあなたは嬉しいし、夢が叶ったことを知った人のココロも豊かになる。》
ぼくは、やりたことがたくさんある。
そんなたいそうなことではないけれど、見たいもの、行きたいところ、食べたいものなど仕事から趣味に至るまで、気になることは何でもやってみたいと思う。やってみてそれがツボに入ると一生懸命になる。何度も同じものを見たり似たような所に行ったり、飽きるまで同じものを食べてみたり。趣味にはまると多くの時間を使う。
ぼくと趣味や好きな食べ物が全く違うパートナーから
「あなたがやりたいことを全部やろう。あなたが喜ぶ姿を見るのが私の幸せだから」と言われたとき、僕のはまり具合を知らないからそんなこと言うんだろうと卑屈な気持ちになりつつも、親以外にそんなことを言ってくれる人がいるのかと正直嬉しかった。僕の夢が叶えば僕はもちろん嬉しいし、大切なパートナーも一緒に喜んでくれるのならこんな幸せなことはない。とてもココロ豊かでいられると思う。
ただし、そう言ってくれたからと言って
素直に喜び、自分のやりたいことをやり続けていいものかどうかココロの片隅で疑問に思うこともある。男女の考え方の違いのうち、女性が家庭やパートナーを大切にするのに対し、男性は仕事や趣味を優先する傾向にある。すべてがこれに当てはまるわけではないけれど、「もっと私を大切にしてほしい」という不満から、うまくいかなくなることもある。
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個人的な考えとして
パートナーが大切にしていることを批判したりないがしろにせず、お互いの大切なことは尊重した方がいいだろうし、それに対して相手が言葉で不満や希望を伝えてきたら、話を聞いて改善したり歩み寄りの着地点を見つけるのは大切だと思う。言葉で伝えて来たときには、その不満や希望を言わずに我慢していた期間があり、やっぱり我慢できないから言葉で伝えた、という経緯があるからだ。
パートナーが何かに困っている時、
寂しくて一緒にいて欲しいと思っている時でさえあなたは自分のやりたいことを優先するだろうか?「あなたがやりたいことを全部やろう。あなたが喜ぶ姿を見るのが私の幸せだから」って言ったじゃない、と言えるだろうか?日頃から良い関係性を維持しつつ、困っていることも双方で理解して解決できるならそうしていきたい。良い関係性を維持するということは、ココロを理解し合い、お互いを思いやることだと思う。
自分のやりたいこと、欲望に対するエネルギーは
なかなか強いものだから、悪い欲望でない限り無理に止める必要はない。どんどん発散していっていいと思う。誰かに遠慮しながら発散するなんてきっと面白くないし、ストレスも溜まるだろう。
あなたが自分の夢や欲望を叶える側になったら、
大切な人を悲しませたり困らせたりしないでほしい。
逆にあなたが、大切な人の夢や欲望を応援しようという側になったら、広く豊かなココロで見守ってほしいと思う。
《夢は言葉を変えると欲望であり、誰もが求めたり望んだりするものだ。夢や欲望のない人などいない。夢が叶えばあなたは嬉しいし、夢が叶ったことを知った人のココロも豊かになる。》
どちらの立場であっても相手を思いやる。それが豊かなココロで過ごせる秘訣だろう。