《人生で後悔しない。》
他人からどう思われているかつい気になってしまうけれど、
自分が意識しているほど人は他人のことを気にしていません。他人の考えを気にし過ぎることは、時間とエネルギーの浪費です。
成功を望むため、小さな達成感を積み上げていく時に、本当の自分の考えで本心のまま行動することはとても重要であって、あなたのその行動に他人がどう思おうと気にし過ぎることはない。
先日、頂いたチケットを利用しようと
ホテルのレストランを予約し、１人で食事をしてきた。
ホテルの２階にあるそのレストランは、
照明、壁の色やカーテンなどとても格好よく、壁一面大きな窓もあって外の日差しも十分入り、清々しく健康的な明るさもあるのに落ち着いたバーのような雰囲気で、明るい時間に訪れてもワインを頂きたくなるようなおしゃれな空間だった。
周りを見ると、予想通り男女ペアまたは数名のグループの予約客ばかりで、その時のおひとり様は僕だけ。なんだか場違いな気がして他人の目が気になり、そわそわしてしまう。
普段僕はあまり食にこだわらず
お腹がいっぱいになれば満足するので、流行りの食べ物もよく知らないし外食もほとんどしない。スーパーで好きな食べ物や、よく使用する材料を好きなだけ買い込んで、ちゃちゃっと調理して食する。同じメニューが３～４日続いても気にならない人だ。
定食屋、回転寿司、ラーメン店や蕎麦屋などは平日の昼食時に利用することはあっても、ホテルの料理をひとりで頂くというのは今回が初めてだった。記念日やお祝い行事で誰かと一緒に利用するイメージがあるから、そんな所に１人で訪れたら｢あの人なんで１人なんだろう。｣｢友達や恋人がいないのか｣｢すっぽかされたのか｣などと他人からどう思われているかつい気になって食事どころではなくなってしまう。
食事チケットを頂かなければ１人で訪れることはなかっただろう。
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当日、そのホテルマンはおひとり様の僕にも
大変丁寧に接してくれた。当たり前の接客かもしれないが、ひとりホテル食事初の僕にとってとてもありがたい対応だった。ブッフェではなくコース料理なので食事を運んできてくれること、午後３時までがランチの時間帯であることなど、予約しておいてよくわかっていない僕に丁寧に説明してくれた。平日にも関わらず客は多いのに、右隣の席は空席で、左の席は柱に遮られて僕の席と距離がある。より静かな環境で食事を楽しめるよう配慮してくれたのだろうか。食事も素晴らしく、味はもちろん形の美しい食べ物を目で楽しむこともできた。
もともとこの日はゆっくりしようと思っていたから、デザートとコーヒーが運ばれてきた頃には持参した読みかけの本を取り出して、それを読みきるまで過ごさせてもらった。
他人からどう思われているかつい気になって、
ホテルで１人で食事なんてムリと抵抗があったのに、実際経験してみると快適さと食事の美味しさに感動してしまった。気を使って誰かと会話を繋ぐこともなく、美味しい食べ物を前にして１人の時間を優雅に過ごしている。右隣の空席の向こう側には若い男女が食べ物について語り、柱を挟んで左隣の夫婦らしき２人は昼間からワインを飲み、その席よりずっと向こうの窓側には着物を着たご婦人たちが食事と会話を楽しんでいる。
考えてみると、僕がひとりで食事していることに気を留める人などいない。
｢あの人なんで１人なんだろう。｣｢友達や恋人がいないのか｣｢すっぽかされたのか｣など、他人がそこに来た経緯なんてどうでもいい。そんなどうでもいい事を考えるよりも、みなさんそれぞれ一緒に来店した人と目の前の食事や会話を楽しんでいる。
他人からどう思われているか気にするまでもなく、
自分が意識しているほど人は他人のことを気にしていないのだ。
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結局、おひとり様ホテルランチの時間は僕にとって、
美味しく楽しくて充実したひとときだった。他人からどう思われているか気にした上、ひとりで来店したことに対して同情されたり可哀想と思われるのではないかとかなり抵抗があったのに、実際他人からどう思われているかなんて気にならなくなっていた。
他人からどう思われているか気にし過ぎて、
自ら快適な時間を遠ざけていたのは勿体なかったなぁなんて思う。食事チケットがなければ経験することはなかっただろうから、僕にチケットを譲ってくれた方には感謝します。ありがとうございますm(_ _)m
人生で後悔しない。
他人からどう思われているかつい気になってしまうけれど、自分が意識しているほど人は他人のことを気にしていません。他人の考えを気にし過ぎることは、時間とエネルギーの浪費です。
成功を望むため、小さな達成感を積み上げていく時に、本当の自分の考えで本心のまま行動することはとても重要であって、あなたのその行動に他人がどう思おうと気にし過ぎることはない。
次は、おひとり様ディナーに行ってみよう。
豊かなココロで。
