【捨てるとラクになること。】
①引きずり過ぎた過去
②抱え込んでしまう癖
③浅い人間関係
④他人と比較して感じる劣等感、他人からの評価
⑤完璧主義
⑥否定から入ってしまう先入観

①「引きずりすぎた過去」は、
たぶん時間が忘れさせてくれる。
何年も何十年も引きずっていたとしても、何十年たった今なら、それを思い出す時間はぐっと少なくなっているだろうし、思い出した時の辛さなんかも薄まっていると思う。
完全に捨て去ることはできなくても、当時の辛さに比べたらラクになることはできるだろう。
②「抱え込んでしまう癖」に気づいているなら、
抱え込んでいるものをリストアップしてみよう。
その中で、あなたしか解決できないことはいくつありますか。あなたにしか解決できないことだとしても、誰かから意見やアドバイスをもらうことによって、あっという間に解決できることだったりしませんか?
「自分がやらなくては絶対に解決できない」
というのは、案外少ないものだ。
③「浅い人間関係」というものは、
ありふれた関係と思う。
僕にとって、人と深い関係を築く方がよっぽど難しいから、普段何気なく接している人はみな、ありふれた浅い人間関係だと思っている。
職場の人、趣味仲間、家族、自分と関わる親しい人
あなたが大切にしたい人間関係を優先していれば、浅い人間関係の中で何かが起きたとしても、大して煩わしいと思わなくなるだろう。
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④「他人と比較して劣等感」を感じることも、
よくあることだ。
見た目、能力、運動神経、学歴
自分がそれぞれ人並みだったとしても、他人と比較すると、劣等感や優越感を感じることは多々あるだろう。同じことをしている学校や職場など集団の中で、成績順位をつけたり優劣をつけられ、他人からもっともらしく評価を受けると、なんだかそれが自分に対するすべての評価のような気がして劣等感を感じ、卑屈になることもあるだろう。
といっても、日本の人口は現在1億2507万人、世界人口 78億7500万人である。他人と自分を比べたところで自分の立ち位置が著しく変わることもない。そもそもあなたに劣等感を抱かせるその人は、そんなに素晴らしい人物なのか。さほどあなたと変わらないのではないか?他人を評価するその人たちが、他人を評価できるほど優れた能力を持っているとは思えない。
他人と比較して劣等感を感じ、嫌な思いをするなんて、無駄なことだ。
⑤「完璧主義」の人が検査官として検査をすると、
素晴らしい能力を発揮する。いい働きをする。小さなミスが大きなミスを生むからと言って、数字の書き方から斜線をひく方向まで事細かにチェックを入れる。
「うるさい、こまかい・・・」と小さく呟きながらそれに従う。
この人、プライベートはどんなだろう。休日も平日と同じように起きて朝食をとり、食材もオーガニックにこだわって、シンクなんかもピカピカなんだろうか。ソファに脱いだ上着をかけたままにせず、家の中も綺麗に片付いているんだろうなぁなんて勝手に想像する。
特徴ある人のプライベートは気になってしまうもの。パワハラ系の同僚が家庭内では良い親だったり、コミュニケーション苦手な同僚がネットゲームの世界では多弁だったり、普段のその人から想像もできない一面を持っていたりするからだ。我々が接しているその人の一面が、その人の全てではない。
完璧主義と思われるその人も、家に帰ればジャンクフードと酒、ただただこたつでだらーっと過ごしているかもしれない。
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⑥「否定から入ってしまう先入観」のほかに、
パワハラ系だからダメなやつという先入観、コミュニケーション苦手だから社会性がないという先入観、その人の一部しか見ていないのに、そこを取り上げて否定から入ってしまうと、人との関係はうまくいかない。
案外、人を寄せ付けないような雰囲気を醸し出している人ほど、思いやりのココロを持っていたり、ココロの綺麗な人だったりするものだ。
完璧主義と言うと、気を抜くことも許されず、それだけで人を疲れさせるような、良くないイメージを持たれることも多いけれど、本人が完璧主義を貫くことによってココロ豊かになれるなら、それを貫いたらいいと思う。
中途半端に妥協するより、一貫した態度でいた方が、周囲がそれを認めて合わせてくれるのだから。自信を持って完璧主義を貫けばいい。
【捨てるとラクになること。】
①引きずり過ぎた過去
②抱え込んでしまう癖
③浅い人間関係
④他人と比較して感じる劣等感、他人からの評価
⑤完璧主義
⑥否定から入ってしまう先入観
捨ててラクになることがあるのなら捨ててしまおう。今捨てられないのなら、捨てようと思うときまで保管しておけばいい。
色んな意見や考え方はあるけれど、あなたがココロ豊かに過ごせることが1番なのだから。