《人は、自分のものの見方が正しいと思い込んでいます。つらくなると、自分は悪くないと正当化し、自分以外を攻撃してしまいます。》
自分のものの見方が正しいと思い込んで、
他人にそれを強要したり説得しようとする。十人十色、それぞれの人のそれぞれの見方が存在するのに。
自分のものの見方に固執し、
他人から同意を得ようと一生懸命になっていると、ココロがすり減ってしまう。
自分は悪くないと正当化し、
こちらのものの見方に同調しないあなたが悪いんだと自分以外を攻撃する。まるでこちらが被害者であるかのように。
自分のものの見方を他人に強要すると、
うまくいかない。その不協和音はやがて怒りとなって相手を攻撃する要因になる。
自分以外の人と、ものの見方が似ていて、考え方や行動パターンなんかも同じだと、特別な感情が湧いてくる。だけどそれはたまたま、ちょっとした偶然であって同一ではない。DNAが似ている者同士であっても、偶然にすぎない。
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腹が立つ、むかつくという感情は、
相手が自分の期待どおりに行動してくれない、期待どおりに優しくしてくれないから湧き起こる。
相手に期待するのを止めたらいい、なんて言えば「希薄だ」「淡白だ」なんて言われるけれど、自分のものの見方が正しいと思い込んでそれを相手に強要し、そのとおりの反応や結果が出なかったら、あなたはその結果を残念に思うのではないだろうか。
期待の裏側には「こうあるべき」「こうなるはず」という思い込みがあるから、その思い込みが強くなると、それ以外の出来事は受け入れられなくなる。だからたいていの場合、その結果に裏切られる。もう少し正確に言うと「過度に期待するから裏切られたように感じる」ということだ。
勝手に期待されて勝手に残念がられたその人は、たまったものではない。
自分以外は自分とは違う。
自分の思い通りになるわけがない。
そんな風に思っていれば、それほど腹が立つこともない。
お互い豊かなココロで過ごせるだろう。
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