《友達がいても幸せとは限らない。結婚して幸せとは限らない。子供がいるから幸せとは限らない。自分だけの幸せがあり、他人と比べ始めた時から不幸になる。自分を幸せにできるのは自分だけ。》
「不要不急の外出は避けよう」
「三密回避」
「家で過ごそう、ステイホーム」
「時短営業」
「外食自粛」
など。
今のご時世、個人団体老若男女、コロナ感染防止のために世界中みんなで努力しているところだ。わかっちゃいるが様々な事情で外出し、活動しなければならない人も大勢いる。
日本はとても清潔な国だ。
疫病を流行させない奇跡の国とさえ言われている。こんな清潔な日本でさえ、コロナを終息させるにはまだまだ時間やお金が必要だ。終息どころかまだしばらく続きそうな気配もある。医療崩壊と言われながらもワクチンが準備され、接種会場が準備され、集団予防接種が開始、さぁこれから本格的にコロナを抑えていこうという段階まできたところで。
オリンピック開催
国民に対して外出制限や営業自粛など、
多大な我慢を強いているにも関わらず、世界各国から多くの選手団を受け入れるという事実。観客上限1万人、既配布のチケット回収や再抽選、受け入れるからにはもちろん様々な対策も講じるのだろうが、日本の子供たちの部活動は自粛が続き、集大成である中体連・高体連の開催さえどうなるかわからない状況に加え、「運動会をしたことがない」と残念そうに語る小学2年生もいる。幼い子供たちの外遊びさえ満足にできないこのご時世でオリンピック開催という流れに、自分は矛盾を感じずにはいられない。
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代表に選ばれた選手たちからすると、
オリンピックは夢の舞台、最高の大会だ。どんな選手も僕には想像できない相当な努力をされてきたと思う。体力気力とも、常に万全な状態を維持するのは大変なことだ。時には怪我や病気で身体を故障し、気持ちが落ち込んだこともあるだろう。それを乗り越えて自分が打ち込んできたスポーツの国の代表選手という切符を手にしたのだから、「オリンピック中止はやむを得ない」などと簡単に言えない。
今大会のオリンピック開催については賛否両論、なかなかヘビーな問題ではあるけれど、残念ながら自分には何の決定権もなければ関係者でもない。
オリンピックの開催を巡って、幸せになる人もいればそうならない人もいる。
1つの事柄に、同じ目線で全員が同じように幸せになる事などあまりないだろう。立場も考え方も違う人達が落としどころを見つけてその場に落ち着くことはあるだろうが、誰もが幸せになるとは限らない。
オリンピック開催に経済効果も期待したいところだけれど、
開催自体がリスクとも言える。中止の場合の経済損失に見積もりは出せても、開催後、日本中にコロナが蔓延した場合の経済損失は未知数だ。結果、「ほらみろ、尾身会長も蔓延するって言ってたのに。」丸川五輪相や橋本会長あたりが「責任取って辞任します」となりそうな気もしないでもない。
オリンピックそのものが自分の幸せを左右するとは考えにくいし、他人や他人の考え方と比べる事にも意味はない。迫りくる「コロナオリンピックショック?」に向けて、自分でできる事を考える方が建設的かな、とも思う。
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