《目の前の出来事に一喜一憂しない事が大切です。それ自体があなたの人生を決めるわけではありません。あなたの人生を決めるのは、その目の前の出来事に対して、あなたがどう感じ、考え、行動するか、適切に判断していくことなのです。》
面接試験の時、
自己紹介や自己PR、志望動機、短所や長所、特技や趣味について聞かれる事が多い。中には困った質問もされるわけだが、それはもちろん面接側が意図してやっていることだ。
●主将として苦労したことは何ですか?
・その苦労をどのように対処しましたか?
・決断はどのタイミングで下しましたか?
●取引先から預かった書類を帰社中に紛失した場合、どうしますか?
●職場には50代の社員が8割。価値観の違う20代のあなたがその中でうまくやっていけると思いますか?
前もって準備した回答ではなくとも、自分が経験してきたことなら十分答えられるだろうが、そうではない場合、一瞬ひるむ。面接側は、一瞬ひるんだ素の表情や態度をよく観察している。面接という緊張した状況の中で、この人はどう感じ、考え、どう行動しようとするのか、それをよく観察している。模範解答もあるだろうが、よほど突飛な回答をしなければ、自分の考え、正しいと思う回答を述べたらいい。面接では模範解答を求めているのではなく、「目の前の出来事に対して、あなたがどう感じ、考え、行動するか、適切に判断できる人なのか」ということを知りたいのだ。
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事件や事故など出来事は、突然起こるもの。
どんなにショックを受けても、起きてしまった出来事を取消すなんて不可能である。取消せない出来事に一喜一憂していては、何も始まらない。
交通事故にあった場合、どうしようとパニックになる。怪我をしていたら痛いし、どうしたらいいか迷う。もし、加害者の立場なら、被害者の安全確認、保護や救助が必要だ。二次災害も防がなければならないし、対処しなければならないことはたくさんある。
交通事故にあったことで人生が決まるわけではない。
決まるとしたら、目の前の交通事故の事後処置を、いかに適切に判断して対処していくか、それが人生の方向性を決めることになると思う。もし、事故の加害者がその場から逃走してしまうなら、責任を果たさず、無責任で残念な人生を送ることになるだろう。事故を起こしておいて、人に怪我をさせておきながらその場から逃走するなど、世の全員がいけないことだとわかっているのに、そんな最低限の事さえ出来ない人は、やはり最低限の事さえ出来ない人生の方へ向かってしまうと思う。
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目の前の出来事に一喜一憂しない事が大切です。それ自体があなたの人生を決めるわけではありません。あなたの人生を決めるのは、その目の前の出来事に対して、あなたがどう感じ、考え、行動するか、適切に判断していくことなのです。
人生経験の少ない若者でも、人生経験豊かな年配者であっても、目の前の新しい出来事には一喜一憂する。
あなたの豊かなココロの中で一喜一憂する出来事があれば、存分にココロ動かされたらいいと思う。